サッカー留学ファシリテーターのブログ

一部上場人材会社を退職した筆者が、サッカー留学ファシリテーターとしてチャレンジしていく日々を綴るブログ

知っていること。正しく使えること。

知ってはいるんだけど、行動には繋がらない人
持ってはいるんだけど、正しく使いこなせない人
と、
知らないけどなにか行動は起こせている人

の間には大きな差がうまれる。
ただし、

知った上で行動が起こせている人
持っているものを正しく使いこなせている人

との間には更に格段と大きな差がうまれる。

今日はそんなお話を。



まずは財団として活動する意味。


先日、企業と財団との間の差に大きなものは無いとこのブログで書きました。
ではなぜ企業ではなく財団としてやるのか。

私が所属している財団は、ファーストムーヴを起こせる人材の育成を目的に設立されました。
その人材育成の手法の一つとして、代表が普段は企業として取り組んでいることをより簡素に、誰しもが使いこなせるようにリメイクしたモノを提供していく場でもあります。

つまりは、営利企業としては本来取り組むことが難しい層に対するアプローチを試みる為に設立されたものです。


そしてその内容とは、世の中の原理原則を正しく理解し、自分をその一部としてうまく機能を使いこなす
ということなのですが、これをわかりやすく伝えていくことが非常に難しい。
この辺は次回書きます。



知っていても使えてない機能


で、本題は知っていることと使いこなせることの違いなんですが…

先日久しぶりに実家へ帰った時の話です。
我が家には以前からWi-Fiルーターが設置されていて、毎月きっちりと定額料金を払っているにも関わらず、タブレットやPCを使うとき以外はルーターのスイッチが切られていました。
『なんで切ってるん?』と問うてみると、ドヤ顔で『節電対策や!』と。

いやいや!そんなアホなことあるかい!
月額で5000円近い料金払っていながら、今更月200円程度の電気代ケチってWi-Fi使えてないとは何事やねん!
そもそもタブレットとかPCよりスマホで動画見たりしてんねやったらスマホでもWi-Fi繋げや!
そこで節電するぐらいならWi-Fi解約せぇ!

と一喝してやりました。

でもね、これって要は
Wi-Fiというものが、高速回線で便利だということは知っていても、最低限使えるレベルには至っていないという事なんです。


これって非常にもったいないんですよ。
お金払っているのに、払った分の利益を享受できていない。
毎月5000円弱をドブに捨てているようなもんです。


でも、これがWi-Fiなのでまだマシな話なんです。
使えないなら解約すればいいんです。
その分浮いたお金で3G回線などか付いているタブレット買えばいいんです。
それで万事解決。



悲しいかな、人間やこの世の中もシステムで成り立っている。


ここから先は少し化学的な話にもなるので、省略します。(興味のある方は直接僕まで聞いてみてください)

非常に不親切な言い方で表現すると、物理学や量子力学の観点から人間や世の中を考えると、全ては細胞・粒子から形成されていて、それら様々なものと作用し合って形成されているということです。

そんな人間と社会の成り立ち、システムを正しく理解して使いこなせていないのであれば、非常にもったいない。

そして、このもったいない状態は簡単には解決できないのです。
なぜなら自分の肉体を解約することや、代替のもので補うことなんかできないからなんです。
自分の体は自分しか使えないし、一生付き合っていくものなんです。


しかし、こういった人間や世の中のシステムなんてことは、知らない人の方が多いです。



知らないことには使えない人間として本来備えているはずの機能。
それが使えれば今よりももっと結果が付いてくるはずなんです。
それを使うためにもまずは理解しようとトライしてみませんか?


僕たちFirst-Mover Foundationは、そこにアプローチしていきたいと考えています。
1月からスクール事業も本格化させます。

その詳細はまた。